「空白を獲得するために走っている」村上春樹
空白は獲得できたのか分かりませんが、無事に全員完走しました。
申し込み人数が2000人を超えていたのでスタートの景色はなかなかの迫力。天気も落ち着き、時折霧雨状となる程度。沿道のおばあちゃんやその孫と思しき男の子女の子の声援の嬉しいこと。気持ちも体も軽くなりました。
そして給水地点で配っていたバナナにびっくり。喉に詰まるかなと思ったのですが、するっと食べることができ、エネルギーも十分です。バナナがこんなに美味しいとは思いませんでした。
10kmの折り返し、15km地点といいペースでしたが、練習でも走ったことのない15-20kmの未体験ゾーン。これがキツかった。足が思うとおりに前に出ないのです。町職員である直幸さんの乗る救護車に何度「乗せろ!」と叫ぼうかと思ったことか。しっかり練習しておくべきでした。
遂にゴールと思ったら、目の前におじいちゃんが。コースもカラーコーンで制御され追い抜けず。その時アナウンスが入り、
「今日の最年長の方が、間もなくゴールです!皆さん拍手を!」
周りからはおじいちゃんへの拍手と、カメラのレンズが一斉に集まり、その後ろには笑っていいのか隠れたほうがいいのか、微妙な表情の僕がいました。
極めつけは、専属カメラマンだったはずのフレさんもビデオカメラでおじいちゃんを追っていました…。
救いはおじいちゃんは10kmで、僕は20kmだったことです。
無事に全員完走はしたものの、昨日の集合時は6名元気で1名肉離れ→今日の解散時では全員ぎこちない歩き方になっていました。
夜はフットサル。マラソン参加者のパフォーマンスが軒並み低下していました。僕はここで疲労が臨界点に達したようで、8時を回った頃から違和感が。段々膝が痛くなり、明日のポスティングは間違いなく中止です。
なかなか苦しい1日でしたが、達成感はこれまでに味わったことのない種類のものでした。登山のように景色も楽しみながらというわけではなく、記録も順位もあるので自分の体と相談しながらできる限りの速さを維持しなければなりません。
レース中は”二度とマラソンはやるものか!”と思うのですが、ゴール後はなかなか悪くないとも思うようになっていました。沿道の声援と、達成感はこのスポーツの魅力なのだと認識しました。
前日の美味しいB.B.Q.と今日の朝食、昼食と寝床、を用意していただいた直幸さんのお父さんとお母さんに感謝です。
【結果】
10km
大老 97位 1h7m24s
20km
洋平 210位 1h44m9s
殿 264位 1h48m30s
翼 313位 1h52m34s
健(隆光) 365位 1h57m15s
義隆 398位 2h42m
p.s.河北新報の記事です。
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